てんかんの症状が出る原因は人それぞれ違う!?
てんかんの症状が出る原因は人それぞれ違う!?

光を見ると失神!?ジャメビュの症状は異常のサイン

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連続するカメラのフラッシュライトなど激しい光の点滅を見ていると、身体の具合が悪くなり、意識が混濁したり失神を起こす症状が現れます。
これは光性てんかん・光過敏性発作とも呼ばれ、脳が光に過剰に反応を起こしたことや、脳が発育途中なある子供に起こり易い病気といえます。
光失神の症状には痙攣や頭痛・意識が混濁する・吐き気・めまいなど様々に現れる場合があります。
この原因となるのは、激しい光の点滅などに身体が敏感に反応してしまい、脳に大きな負担が掛かってしまいます。その為に脳は興奮状態となって、これらの症状を引き起こしてしまいます。
脳は情報の交換を電気信号で送ったり受け取ります。信号は微弱な電気なので、激しい刺激など何かの要因によって異常な放電が起こるとてんかんのような症状となるのです。


カメラ

日本で光過敏性発作が大きく報道されたのは、通称「ポケモンショック」と呼ばれ広く知られるようになりました。
この光過敏性発作が顕在化したのは、映画など映像技術や映像コンテンツが普及し発達して、人の視覚が刺激となる人工的な強い光に晒されるようになった、20世紀中頃からとされています。この時期に多くの症例が見られるようになりました。
一時期は光過敏性てんかんとも呼ばれていましたが、発作の誘引となる原因は光刺激性てんかん以外や複数の要素が関わる可能性を含むので、医学会ではてんかんの1種と言い切るには疑問が持たれ研究が続けられています。
さらにこの光過敏性発作には統合失調症の症状でも起こることがあります。


統合失調症の症状にはジャメビュという現象を伴い、このジャメビュは日本語では未視感と訳されます。見たことのある景色を、まるで初めて見るように感じるなどの症状で、離人感の1種です。
自分の身の回り、目の前の現実が他人事のように感じてしまいます。
ジャメビュは自分が自分で無い様に感じなど、失神などと共に統合失調症に多い症状の1部なのです。またジャメビュという離人感は、うつ病や解離性人格障害でも起こります。


てんかんの場合、光などの刺激を原因として発作が誘発されます。年齢や性別に関係なく、誰にでも起こる可能性がある脳の病気です。 脳の神経細胞を通す電気信号の伝達に混乱が起こり、脳と身体の連携に乱れが生じて正しい伝達が出来なくなった状態となります。そして身体が誤作動を起こして手足が突っ張る、意識を無くしてボーとした症状などを繰り返します。

ポケモンショックという事件をご存知ですか?

ポケモンショックは1997年の12月に、東京テレビおよび系列局で放送されていたアニメのポケットモンスターを観ていた多くの子供が、痙攣や吐き気などを発症し病院へ運ばれました。
テレビ側が把握した患者は750人になり、このうち135人が入院しました。子供たちの症状は主に発作様症状や眼・視覚系症状、不定愁訴・不快気分・頭痛と吐き気などでした。
このポケモンショックが起こる9ヶ月前に、NHKで放送された「YAT安心!宇宙旅行」を観ていた子供数人が病院に搬送された事例がありました。
このNHKの事例で原因が判明し、きちんと報道されていればポケモンショックのような大規模な自体を防げたかもしれないと陳謝した顛末があります。
実際、ポケモンショックの事故が発生してから原因を解明して放送再開されるまで、約4ヶ月を要しました。


子供が夢中になるアニメや映画・ゲームなどは、幼年層を中心に特に映像へ意識が注意を没頭させてしまい、画面から視線を殆ど逸らすことなく観てしまいます。
映画など視覚から強い光の刺激を受けてしまうと、脳の発育がまだ未発達な子供たちにとって、すべてを処理することが困難になってしまいます。そのために光性過敏発作が引き起こされたと考えられています