てんかんの症状が出る原因は人それぞれ違う!?
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小児に多い?睡眠時異常行動の原因と対策について

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眠い子供

睡眠時異常行動(睡眠時随伴症)とは睡眠状態であるにも関わらず、本人は無意識状態の動き回り徘徊するなどの異常行動に出る病気を言います。
小児にも大人にも睡眠時異常行動は見られますが、原因については特徴的な傾向が見られるため、対策も異なるアプローチがとられることがあります。


小児に多くみられる原因となる病気としては、夢遊病と夜驚症を挙げることが出来ます。夢遊病は脳は眠っているのに体は動き回ってしまう状態で動作もベッドの周りを歩き回る程度から服を着替えて外出しようとするまで程度は個人差があります。
夜驚症は睡眠中であるにも関わらず、泣き叫ぶというものです。夜泣きに似ていますが、夜驚症は深い睡眠状態にあるため、いくらなだめすかしても泣き止むことがない特徴があります。
寝言や金縛りは睡眠時異常行動の中でもポピュラーなもの小児でも大人でも見られますが、毎晩のように継続する場合は強いストレスにさらされていることを示唆しており注意が必要です。
中高年以降の大人に多い、レム睡眠行動障害は突然起き上がり大声を挙げたり暴力をふるったりするため周囲にも危険が及ぶので対策が必須です。
他の睡眠時異常行動では夢を見ていませんが、レム睡眠行動障害は夢を体験し、それに即した異常行動に出ているのが特徴です。


睡眠薬服用時の副作用として、睡眠時異常行動に出ることもあります。睡眠薬の副作用で記憶が一時的に脱落しており起床後に行動を思い出せない状態になっていると考えられます。睡眠薬を常用している人は注意が必要です。
睡眠時異常行動はこのように実に多様な症状を呈します。小児に多い夢遊病や夜驚症では異常行動によって身体にけがを負ったりしないように、親が行動を制御することが大事です。
動き回るようであればしっかりと保護し、転倒事故などに発展しないように注意しましょう。対策としてはその場しのぎ的ですが、多くは成長に伴って治るので過剰に心配することは無いでしょう。
大人の場合、睡眠時異常行動として寝言や金縛りに遭遇するのが多い症状です。原因として考えられているのはストレスの蓄積による睡眠の乱れです。
精神的ストレスが夢に反映されて寝言をつぶやかせたり、金縛りを引き起こすと考えられており、リフレッシュが必要な状態と考えて間違いありません。


レム睡眠行動障害は自分のみならず、周囲の家族に危害を加える危険性が高く危険な兆候です。感情的な言動に加えて、手足を激しく動かすなどの挙動も伴う場合には専門医の診断や治療が必要になります。
治療薬もあるので、50代以上の男性にこの症状が見られたら、睡眠障害専門医の受診を受けるべきでしょう。

ストレスをベッドの中に持ち込まないための方法

私達の睡眠は夢を見るレム睡眠と、夢を見ずに深い眠りについているノンレム睡眠の状態を交互に繰り返しています。
小児の睡眠時異常行動の代表格である夢遊病や夜驚症は、深い眠りの状態のノンレム睡眠時に異常行動が見られます。原因は脳の発達が十分でないと考えられているので、対策は、異常行動による受傷防止などが中心になります。


これに対して、大人の睡眠時異常行動の多くは、夢をみるレム睡眠状態に行動が出ることが特徴的です。浅い眠りのため脳はある程度活動しています。
就寝前にストレスを抱えたままの状態では、起床時の意識の延長戦の質の悪い睡眠になるため、寝言や金縛りなどの症状が現れやすくなります。


大人の睡眠時異常行動の原因には精神的ストレスが関与していることが多いので、ストレスフリーな状態で入眠するように注意することが効果的な対策になります。
一番簡便なのは体を動かす、運動をするということです。運動と言うと激しい有酸素運動を連想しがちですが、気分転換にする意識で、軽めの運動で十分です。毎日する必要もありません。
週2-3回程度、体を動かすことで、精神的ストレスから体を開放する時間を持つようにするだけでも十分です。


睡眠時異常行動の多くははストレスにより、睡眠の質が低下していることが関係しています。自分なりのリラックス方法を考案して、よい眠りを自分のものにしてください。